豊姫:愛想笑いに自信。まじめ。意地は悪いけど根はいい人。病的にかかえこんで倒れる系。えーりん以外は信じてない。一途。身分差を建前に、てるよと顔を会わせようとしない。頑ななまでの自分好き。妹には敬意と呆れの混ざった目で見られているけど、あんまり気付かない。かわいそう。

依姫:ツン専門。姫様に憧れてるけど、かたや汗臭い自分を鑑みてはコンプレックスを感じてるよ。てるよは憧れの存在だけど嫌い。あいつなにもしてないのに。邪念が億劫だから修行する系女子。姉の事は分かるけど、姉の考えている事はよくわからない。頼ってくれていいのに。…何時からこうなった。

てるよ:生まれながらの姫様。なんでもできるし負けない。チートできるもの。けどすぐ飽きる。満たされ過ぎた状態も飽きた。姫ってめんどくせ。あそうだ、えーりんー、お願いがあるのー。私にできないことを、恐れを、悔やみを、不安を、与えることはできるかしら。何もないとつまんないの。いとうざきことよ。

えーりん:過保護おばあちゃん。てるよがかわいすぎて頭おかしい。なにかと予定通り。あとのことは、豊姫がうまくやるでしょう。ごまかすのうまいしほかに漏らさないから。さ、ひめーふたりでくらしましょー。

常娥:えらいひと。不死第一号。なのに偉い。だから偉い。二番手が居てはまずいのだ。だから不老不死なんて禁止なのだ。でもえーてるは手元にいなくなるし、綿月はどうも信頼できなくて、いろいろ不安。おかざりでも権力者でありたいんだぜ。だからアンチ豊姫。でも周りの月人は豊姫に集まっている、いとねたまし。